ビジネス、学業、結婚などなど、人生には誰かと比べてしまって劣等感を感じて落ち込んでしまうことって沢山ありますよね
今日は、そんな方に送りたい菜根譚(サイコンタン)の言葉を3つご紹介します

他人と比べてしまって落ち込むことが多いんだよなあ
今日はそんな思いを抱えてしまう人に向けて、中国古来より伝わる『菜根譚』に記されている数々の金言のなかから、印象的な3つの言葉を僕なりの解釈を織り交ぜてご紹介いたします
なお、本記事は『菜根譚』の意訳著書である『心が晴れ晴れする 菜根譚のことば88』よりご紹介します
そもそも菜根譚(サイコンタン)ってなに?
- 『菜根譚』とは、儒教・道教・仏教という三大教義の中から生き方の参考となる先人たちの名言・金言を集めた書物のこと
- 製作の背景として、明の末期のころに当時の中国の人々は過酷な生活を強いられた
不遇なときに有意義に過ごせば、時節到来の折、それは役に立つ。

あの人は上手くいっていて、羨ましいなあ。自分は報われないなあ
こんなふうに感じてしまうことって、生きていたらあるものですよね
それは、何も僕たちの世代から始まったことではなく、中国古来より伝わる『菜根譚』においても、「苦しみの種」として紹介されています
人が悩む原因というのは、たくさんあるものですが、その一つに「悩む時間があるから、悩んでしまう」というものがあります
もしも仕事や勉強など、あなたが打ち込めるものがあるなら、敢えてもっと集中して取り組むことで物理的に悩む時間を減らす努力をするのも良いでしょう
また、仕事や勉強に取り組む時間が増えれば、スキルや学力も上がっていくため、他人と比較して生まれる不安やネガティブも小さくなるはずです
結局のところ、今取り組んだことの積み重ねが、未来を作っていくはず
もしも今不遇だと感じるなら、未来のために備えて有意義な時間を過ごしましょう
今日のところは、全力で行動あるのみです
やることなすことがうまくいかないときは、自分よりも不遇な人のことを考えよう。
上には上がいるけれど、裏を返せばその逆も然りです
どうしても自分を他人と比較して追い込んでしまうようなら、今日のところは、開き直ってしまうのも心を安定させる一つの手段となります
「自分はまだマシ」と思えば、心が楽になります
真面目な人ほど、開き直りができなくて、悩み落ち込んでしまうものです
思い悩んで明日何も動く気がなくなってしまうくらいなら、開き直って明日また頑張れたほうが、よっぽど良いんです
だから、今日のところは開き直っちゃいましょう
志を持てば、その気は人生の流れを変えてくれるようになる
夢や願望を持って叶えるために夢中になっているときというのは、他人と比較して悩む暇もないものです
明るいことを考えていきましょう
また、自分のポジティブを育てるツールとして、「できたことリスト」を作るのがおすすめです
小さなことでも良いから、自分ができたことを書き連ねて自分に✕(バツ)じゃなくて、○をつけてあげましょう
例、早起きできた。読書できた。お皿洗ったなど
自分を追い詰めてしまう人というのは、知らず知らずのうちに自分ができなかったことを沢山考えてしまいがちです
今日のところは、自分の○を数えて気持ちを落ち着けましょう
終わりに
いかがでしたでしょうか
誰かと比べてしまって落ち込んでしまったときは、先人の名言・金言にふれることで
勇気付けられることもあると思います
また他にもメンタルヘルスに関する記事を書いていますので、よかったら見てくださいね

この記事が少しでもご参考になれば嬉しいです
それでは
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